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きみがぼくを教えてくれる

自分自身の記録です

なんてことのないひとりぼっち

久々に雨が降ってた。雨は記憶や感情やその場の空気をみんな繋げてひとまとめにするみたいだ。コンクリートの冷たさも大きな木の下にある土の温かみも、すべておんなじ囲いの中。僕は僕の描いた絵を眺めたり狭い部屋の模様替えをしているが、この部屋に居ることが落ち着かないのではなくてこの部屋に一人で居ることが落ち着かないんだと思った。そんな様子を誰かにスケッチしてもらいたい、描いた絵を見たらきっと笑って馬鹿らしくなるだろうから。雨が止んだら少し寂しく思うのは僕に少しの寂しさがあるから。なんてことのないこのひとりぼっちにメロディをつけたい。

 

そして◯◯へ

君のキラキラ光る気持ちに魅せられて僕は自己紹介した。たぶん、そのとき僕もキラキラしてた。僕らは暗闇の中で気兼ねなく語り合い、君の姿が見たいから一緒に光を探した。いつの間にか違う道を進んでいても、それはいつか大きな一つの光に繋がっているはずだ。この気持ちに時間はあまり関係ないと思ってるよ。

to tralfamadore

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最近調子はどうですか?元気ならなにより。それがなにより。僕、はいつでも元気です。だから悩んだり怠けたりもしてる。けどもう誰にも内緒で遠くへ行ったりはしません。あの頃はずいぶん身勝手でした。誰も傷つけたくないのならば僕、は僕、自身と向き合うべきなのです。青空や日差しが冷たかったのは僕、の頭が冷えていたからです。だって暗い夜道に並ぶ家々の中は暖かく心落ち着く時間があるでしょう。今の苦しさをすべてと思わないことですね。なんにもない人なんていないのです。ふと嫌なものが頭をよぎったら今すぐ出かけるべきです。変わらないものが何一つない世界がある。その変化も嫌だと思いますか?それでもきっとかまわない。誰にもこの先は見えない。ただ1秒1秒に歩幅を合わせて、約束が来るまで体を休めて。涙がでるときに涙を流して欲しいです。僕、もそうします。続きます。幽霊も愛情も見えないものですが、愛はあると思えます。ただ僕、が信じる人が幽霊を信じているならばその人にとっての幽霊を信じる。太陽は目覚めているから暖かくて、月は目を閉じているから心落ち着くんだと思います。おやすみなさい。

泣きそうになる日もあるさ

 

今朝、父親からメールが届いた。春から営業開始するカフェに向けて着実に準備をしてるとのこと。父は退職する少し前から「カフェを経営したい」と言い始めた。父からそんな話を聞いたことは一度も無かったが、どうやら長年考えていたことらしかった。母もその案に乗り、2人でカフェ経営に向けて去年から動き始めている。僕が上京してから実家に帰ったときも父はおいしいコーヒーの淹れ方を研究していると言って専門的な道具について説明してくれたりコーヒーを淹れてくれたりした。僕は味に関して敏感な方ではないが、父が淹れてくれるコーヒーは毎回味が変わっており、湯の温度や淹れ方でこんなにも味が変わってくるものなのかと驚いた。父は望む味を作れないことに「難しいなあ」とはにかんでいた。その表情は嬉しそうでもあり、僕も照れ臭いが嬉しい気持ちになった。

 

そんな父について少し書く。

たぶん、我が家の父は器用で物知りな方だ。幼い頃から家にある大体の壊れた物は直してくれていたし、棚や机など色々なものを作ってくれた。それはいわゆる「お父さんの日曜大工」を超えたクオリティだったと思う。昔から父は直すためにも作るためにも活用出来る部品、小さなネジや金具などをたくさん保管している。それらをうまく使用するアイディアがいつもあった。

 

そして植物や動物や天体といった自然のことに特に詳しい。一緒に歩いているときに聞こえてきた鳥の鳴き声や見かけた植物の名前を尋ねても父はほとんど答えてくれた。こちらから尋ねずとも父は僕が知らないたくさんのことを教えてくれた。

 

思えば父と本音で話せるようになってきたのはここ最近のこと。長い間、お互いが気を使い合い本当の気持ちを伝えることが皆無だったからひょんな拍子で感情があふれてしまい、変にギクシャクしてしまうことが多かった。僕は父に教えて欲しいことや意見して欲しいことがあったし、父は僕が望むことや考えていることを知りたかったように思う。僕たちは少しずつでもそんな気持ちを交換出来るようになった。
高校生の頃友達がおらず、ちょうどこの寒い冬の時期に暖房もつけずに1人部屋で自作曲を録音していたことも思い出す。だがそうやって始めた音楽活動のおかげで友達が出来、東京でも暮らせている。

 

父について書き出すと僕が大好きなバンドであるThe Yellow Monkeyの「Father」という曲を思い出した。この曲はボーカルの吉井和哉が自身の父親を想って作った曲だ。吉井さんのお父さんは吉井さんが幼い頃に亡くなっている。自分の親が幼い頃に居なくなり、その環境下で育っていく自分を想像することは僕には難しい。人それぞれ自分の周囲に存在する物や人は違う。自ら選べることと選べないことがある。

 

僕は最近、自分で選択することが自分自身を作り上げていくのかなと考える。今までもこれからも。「学ぶことは変わることだ」と長年教師を務めていた父はふと言った。漫画版の「風の谷のナウシカ」でナウシカは「生きることは変わることだ」と言っていた。

 

どこの空も夕陽はキレイさ

星空もキレイさ 本当だよFather

東京でも冬になると星がいくつか見える。父に教えてもらった宵の明星の金星を見ると中学生の頃に父と田舎道を散歩したことを思い出す。

 

僕は東京で自分の力で生きていけるように精一杯頑張る。父にはこれからの人生を心の底から楽しんで欲しいと願う。また僕にもコーヒーを飲ませてください。

私は黙って歌います

「日の出」という歌を友達が歌っていた。ライブハウスに出演する人たち、若い僕や自分自身のことを歌ってると教えてくれた。歌の出だしは「ただ私、黙って歌う」。その友達はライブハウスがあまり居心地が良いものでなく、好きじゃないとも言っていた。その頃僕もそう思っていた。たまらなく寂しかったり虚しかったりするときがある。10代最後の年に出会った同い年の彼とはいつの間にか連絡が取れなくなり、ライブハウスのスケジュールに彼の名前を見ることもなくなった。僕は彼がくれた彼の歌詞集と2枚のデモCDを大切に持っている。4つの季節の中でも特に夏の思い出は深く心の中に残る気がする。そして10代の夏はとびきり長い気がする。僕も友達もどんどん形を変えてゆく入道雲みたいだった。気づくってことはなにかが今までと変わってるってことで、気づいたときにやらなくちゃ遅くなってしまう。夏は短くなっていく一方だから。歌ってる間は話さなくて済む

帰り道なんてどこにもない

一人部屋でいる、誰の声も届かない、ここでは陽の光も街の灯も大して違いはない。夢うつつで思い出すことは過去ばかり。良いことはより良く、悪いことは尚悪く浮かび上がる。ノートに書き記したアイデアはトイレから戻ってきたらどうでもよくなっている。僕がつけてきた足跡が、ゆっくり滲んで消えてゆく。小学生の僕がグラウンドで佇んでいる。チャイムが鳴っても。

 

結局これは贅沢な悩みだ。臆病なだけだ。だからこれ以上書くことなんてない。少し前まであったのに。

・彼は3冊の聖書を手に入れた。過去の寂れた宇宙船の中で、貧しい国の混み合う電車内で、昔住んでいた家の裏の藪で。1冊ずつ色も違えば形も違う。彼はその3冊の内容を織り交ぜて信ずる。どれか1冊を失くせばあとの2冊も失きものに等しくなる。彼は感情を模した色とりどりの編み紐で聖書を身体に縛り付けて眠る。

 

・誰かが秘密裏に数字をいじってる。何の数字だ?さあ。毎夜毎夜ダイヤルを回す音が雨みたいに聞こえてくる。けど、何の数字。

 

・メロディは傷だらけの姿、土砂降りの中やってきた。わたしを歌ってと言った。うん、いいとも。君はなんだか懐かしい匂いがする…チャーチオルガンがポップソングを奏で始める。

 

・「ぼくのすばらしいいたみへ!ありがとう」

エターナル・エターナル・フォーエバー

鏡張りの部屋の中で鏡を持って立ってる。僕は希望のない無限を感じる。生まれてくる前の場所と死んだ後の場所はとてもよく似ているんじゃないか?真珠のネックレスのように惑星は寄り添いながら輪を描く。僕はその輪の真ん中で身動きできないある呪いにかけられる。極彩色の無数の線が体を通り抜けて飛び交う。1秒が経つ。3億年が経つ。誰1人通り過ぎないままに。その間何の意味もない約束を守ろうとしている。ガラスのシャボン玉の中に悲しみがあり、あるいは歓びがある。割れることなく上昇し続ける。雲間に見えるばかでかいオレンジ色の月、長い尾を持つ見たこともない鳥の群れ。壊れたロボットの足だけが砂漠をさまよい続ける。美しいピアノの音色(聞き覚えのある曲だ……)