LAILA LAILA

目を開けずとも 見える出来事
耳を塞いで 聴こえる言葉
何も言わずに 伝わる心
優しく包む 2枚のつばさ

oh laila, laila laila,
月と太陽の間にいる
oh laila, laila laila,
研ぎ澄まされたものをくれるひと

少女のように 笑うあなたと
老婆のように ほほえむあなた
同じ瞬間は 2度とはないと
優しく包む 2枚のつばさ

oh, laila, laila laila
月と太陽の間にいる
oh laila, lailalaila
研ぎ澄まされたものをくれるひと

YOU ARE HERE

夜空に浮かんだ十字架
冷たい風が吹いていた
帰り道はいつも短い

あの日手を振って別れた
きみのことを考える
いつまで経っても家に着かない

遠くから口笛の音
思い出せない歌

鏡に映った姿が
笑いながら問いかける
静けさの中に叫びは消える

あの日手を取って歩いた
きみに伝えた言葉に
いつまで経っても返事が無くても

きみがいた街へ行くたび
きみに会えると思っていた

YOU ARE HERE
SO I'M HERE
YOU AND ME AND YOU

きらきら

いまぼくの中にある
きみへの気持ち
忘れないでいたいだけ きらきらきら

暗闇の中にいる
きみは知ってる
こぼれ落ちた涙が きらきらきら

月を見て夢見ても
ほんのちょっとの小銭だけ
街灯の明かりが きらきらきら

日が昇った時間でも
夢を見て眠ってる
カーテンの隙間から きらきらきら

忘れないでいてほしい きらきらきら
きみの中にある きらきらきら

ハロー、ハロー

もしもし神様、調子はどうです
こちらは時には雨が降ります
あなたに向かって捧げた祈りは
ちゃんと届いているのでしょうか

ハロー、ハロー、聞こえますか
ハロー、ハロー、聞こえますか

ところでほんとにあの世とやらは
地獄や天国はあるのですか
なにか一言答えてください
そこからどんな風に見えますか

ハロー、ハロー、聞こえますか
ハロー、ハロー、聞こえますか

そろそろさようならです
そろそろさようならです

シェルターから愛を込めて

シェルターから愛を込めて
手紙を書いているとこ
やっぱり悩んでることがたくさんありますか
助けてなんてNO 悪いけれどもNO
こちらも未だに嵐の日々です

シェルターには食べ物や空気が充分あるけど
やっぱりあなたがいないのは寂しいものですね
頑張れなんてNO 頑張ってるからNO
こちらも未だに嵐の日々です

in the shelter think it about you.
in the shelter think it about you.
like intense elevators rise and fall.
こちらもまだまだ嵐の日々です

in the shelter think it about love.
in the shelter think it about love.
in the shelter think it about you.
in the shelter think it about you.
like intense elevators rise and fall.
こちらもまだまだ嵐の日々です

優しい人はそばにいますか
泣いたりしていませんか
やっぱりあなたが心配で仕方ないんです
1人だなんてNO そんなの絶対NO
いつになったら嵐は止むのでしょう
こちらも未だに嵐の日々です
シェルターから愛を込めて

そのすべてで僕を引き裂け

もう見えないくらい

かえらないように

殺されてしまう前に 引き裂いて欲しいんだ

許してください

あやまりたい

物音がじゃまをする前に

そのすべてで僕を引き裂いてください

 

わからなくなる

見たこともない風景の中に見覚えのあるきみがいて
知らない歌を歌いながら知ってる素振りで歩いてくる
むかしテレビで見た外国の白い建物がある街並みを歩きながら
きみは何か見せたいものがあるかのように手招きしてる
僕はどうしたことか斜めにしか歩けなくて
固い壁にぶつかってしまい座り込む
するときみは笑いながら真っ赤なりんごを差し出してくる
りんごは「食べちゃだめだ」と震えながら僕に言う
もう僕の知っているきみじゃないのかもしれない
太陽が真上にやってきた お腹が空いてくる どうしよう
鐘が鳴る 鐘楼の上で白髪まじりの神父が嘘くさい顔で笑ってる
りんごはいつの間にか年老いて茶色くなっていた
絵画の天使たちがラッパを吹きながら行進してくる
まるできみを讃えている 不思議だな
路傍の雑草からねずみが顔を出し僕に逃げ道を教えてくれたが
たぶん僕の知っているきみじゃないのだろう
なのにあの時の甘い香りがする ほんとに不思議
パラグライダーに乗った兵士たちがたくさんの矢をばらまく
驚いたきみは 少女のような顔つきで僕を見る
その顔は僕の知っているきみだ
短針と長針がぴったり重なって やっと出会えた