僕が知ってる場所

夜の街を1人で歩くことは思い出すことに他ならないそうと分かっていて青い青い色に染められようと裸で歩く自分がいた僕の後ろには貧相なクエスチョンマークがくっついていて惚れ惚れするような立派なビックリマークを探していた僕は使い古した持ち物を捨てき…

わからないという言葉がぼくのすべてを隠してしまう

どうでもいいと言ってしまえばそこで終わってしまうから僕は1つの答えを出したい この街の隅っこで慣性の法則が退屈を上乗せしていくけど 僕が見たいのは作り上げられた画面越しのドラマじゃなく体液で語られるメッセージ 毎日眠りの中で良い夢を見られるな…

セヴンティーン

何もかもから抜け出したくていつも僕は出口を探して遠くへ行こうとしていた ギターケースに荷物を詰め込み、ロックンロールのバイクに乗って 通り抜ける住宅地では暖かい夢を見ている人たちがいたはずだ 僕は凍り付いた夢を舐めていた、けれど溶けた頃にはい…

寄り道いっぱいしていこう

光の輪/チューリップ これはいつかは終わる旅なんだと思った しかし悲しくはない それは我々の大事な共通点だから あの夜語り合ったことや、共に見てきた景色をつなぎ合わせれば 君が何者であろうと大した問題ではないのだよ 今はこうして流れる時間の上で…

宮沢賢治

「私は実験の過程であり私を実験する科学者でもある」宮沢賢治の本をめくっているときふとそんな言葉が思いついた銀河鉄道の夜の初期形にはありのままの宮沢賢治が立っているような気がした人一人には重すぎるものを背負ってなるべく笑いながら飛ぼうとした…

夜が破れて

犬の散歩ではなく犬と散歩、なんだ 海を見るのは好きだったが山を見るのも好きになった 父や祖父には道端の植物や鳴いている鳥の名前がわかる 僕にはまだわからない 音楽も人の声もいらなくなる時がある そんな時は風に吹かれるためだけに風に吹かれるといい…

教室

授業で誰かが描いた絵を僕はすごく良いと思ったんだけど みんな馬鹿にしていたから僕も馬鹿にした 授業で誰かが書いた作文を僕は好きになったけれど みんな何も言わないので僕はおかしいのかなと思った 僕はまるで呪いにかかっているようだった それも自分で…

kyoto

4つの季節のメリーゴーランドがくるくる回る 朝の雨降る京都に傘はいらなかった むかし本で読んだような風景 小説に似た事実 「開始5分前です!」時速80kmで市外へ出たら始まった始まった 僕はここにいないんじゃないかと思うけれど たしかにいたし、いるし…