「YAYOIちゃん」
YAYOI KUSAMAさんは面白い。ロクに知りもしないくせにそう思う。
ロクに知りもしてなくても面白さがわかるとも言う。
何となく僕はYAYOIちゃんと呼んでいる。YAYOIちゃんは何百年も生きたいという。
テレビの特集で見たYAYOIちゃんの喋っている姿は少し怖かったけど
彼女には勇気をもらえるところもある。共感するところもある。
それは「永遠の永遠の永遠」という詩を読んで感じた。
タイトルに僕の魂が引っ張られた。
クリニックにYAYOIちゃんの絵がプリントされたパーカーを着ていくと
「彼女の絵を見ているとしんどくならない?」と聞かれた。
僕は彼女が描いている理由がまったくわからんでもないので、
しんどくなりませんと言った。
YAYOIちゃんは実際ずっと生き続けるだろう。
「酔っ払い」
酔っぱらうのは酒を飲む人だけとは限らない。わかるでしょう。
10代の僕は随分僕と僕の想い出や寂しさや悲しみに酔っぱらっていたものだ。
もう僕はシラフがいい。研ぎ澄まされた僕の神経でモノを見たい。
そしてこの日記において僕は酔っ払いません。