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きみがぼくを教えてくれる

自分自身の記録です

教室

授業で誰かが描いた絵を僕はすごく良いと思ったんだけど

みんな馬鹿にしていたから僕も馬鹿にした

授業で誰かが書いた作文を僕は好きになったけれど

みんな何も言わないので僕はおかしいのかなと思った

僕はまるで呪いにかかっているようだった

それも自分でかけた呪いのように思われた

体についた細かな傷に染みる塩も効く薬もあった

ありもしないものを思い浮かべて一日が過ぎることもあった

先生は先生を演じている人ばかりだったので

大して気にもとめなかった

僕は壁を殴ったり目覚まし時計を壊したりした

好きな文庫本を破いたりもした

初めて金縛りにあった

家族は家族でないような家族だった

誰もいない森の中にある小さな池をじっと眺めていた

今ならなんて言う

良い絵だねって言うのか、良い作文だねって言うのか

いつの間にかといういうように家でいるようになり

一度先生に騙されていじめっ子と無理矢理会わされたりもした

遠くの明るい空を見てたりすると

僕には行きたいところがあるように思えた

ボールを蹴ったらしぼんでいた

あんまり家に帰りたくなくてうろついたけど

蚊に刺されたり寒かったりで帰ってしまう

教室で飼っていた小さな魚をみんな真剣に育てようとは思ってなかった