きみがぼくを教えてくれる

僕は僕を記録する係です

冷蔵庫の中

キンキンに冷えた昔の写真

食卓の上

ごはんはないけど食器が置いてある

階段をのぼり部屋へいく

むかし飼ってた犬が何度も駆けおりてくる

ギターがない

なかったことにする

家の前を誰かが走り去る

白紙の手紙が速達で届く

街の方からお祭りの音が聞こえる

友達がやってくる

僕は窓辺から友達を見ている

友達は帰っていく

水を出しっぱなしにして

流れる音を聞く

なんだかとても寒くなるが

毛布のある場所がわからない