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きみがぼくを教えてくれる

自分自身の記録です

HELLO,GOODBYE(rep)

貝殻がゆっくりと閉じていくようにだんだん頭がバカになりそうだ。話し終わる頃にはもう僕は僕を嘘つき呼ばわりしていたから。跡形もなく消えようにも重すぎるから、目を閉じてなにか別の世界を描こうとするが、まぶたの裏の闇の中に知らない方程式が浮かび上がる。あの日の影があの日のポーズでずいぶんと幸せそうにしてやがる。僕は、帰り道を探しているんだね!僕のほとんどを彼女の幸せのために使いたい。肺も頭脳もずいぶん汚れた僕は月曜日の雨の中にいて、日曜日の暖かさを思い出してる。美しい薔薇に見とれていた。いつの間にか絡みつくイバラの痛さに気づくこともなく、真っ赤なリアリティはこぼれ落ちて薔薇は笑うように揺れていた。僕はシラフで泣いている。帰り道が見つからない!ここまでやって来たのに!帰りたい。赤い手紙を握りしめている