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きみがぼくを教えてくれる

僕は僕を記録する係です

陽の光

おばあちゃんは仏壇で声を出しながら「ご先祖様、家族を守ってください」と拝む。その姿を思い出した。だから僕は「おばあちゃんを守ってください」と拝む。これで家族全員は守られる。僕はとにかく横断歩道を気をつけて歩いて明日も仕事へ行く。実家は今頃、春の匂いが充満してきてるだろう。自分1人で生きていこうとして、1人じゃないことに気づいた。ふるさとから離れて、ふるさとを感じる。いつもなんとはなしに見ていたあの景色は絶えず変わっていたはずだ。僕は少し目が良くなっただろうか。