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きみがぼくを教えてくれる

僕は僕を記録する係です

手に取ると砂になる その砂は手のひらに一切を残さずすり抜ける その砂は風に流されてどこかへと落ちるはずだが まるで無かったかのように 見つけられなくなる
体中熱くなって叫ぼうとする その口を後ろから塞ぐ黒い手
身動き出来ないまま聞きたくもない言葉を延々と聞かされる
重くもなりたくないのに軽くもなれない
では僕は、僕の気持ちは
公園の片隅 操られている やつらは知っているかもしれない
夢なら覚めてくれ 夢じゃないから覚めないんだ
ここからは線の向こうが見える 線の向こうからはこちらが見えないような気がする
何も聞きたくないのなら 何も言わない 何も言わない
溜まった血を逃がしたい (やめなさい) 泥の詰まったピストル
じゃあ僕は あ そうか ごめんなさい 一人で帰る
入ってきた穴から一人で帰る さよならもごめんなさい