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きみがぼくを教えてくれる

僕は僕を記録する係です

布団に入って見上げるとスナイパーがまたがっている
スナイパーは隠れもせず長いライフルを僕の額に当てている
撃とうとしない 心底許せないような目で見ている
バチバチ音を立てながら涙が流れていく

霧にむせかえり 気がつくと 獣たちが僕を見ている
どこかで急ブレーキの音がする
では僕は 僕の気持ちは
向かってくるヘッドライトの中に吸い込まれていく
僕もやつらも嘘つきだった
次のページは破れて読めなかったというわけだ