2017-05-08 ■ 詩 布団に入って見上げるとスナイパーがまたがっているスナイパーは隠れもせず長いライフルを僕の額に当てている撃とうとしない 心底許せないような目で見ているバチバチ音を立てながら涙が流れていく霧にむせかえり 気がつくと 獣たちが僕を見ているどこかで急ブレーキの音がするでは僕は 僕の気持ちは向かってくるヘッドライトの中に吸い込まれていく僕もやつらも嘘つきだった次のページは破れて読めなかったというわけだ