きみがぼくを教えてくれる

僕は僕を記録する係です

something

なにがあった なにかがあった 僕の心に 心の中で 得体の知れない生命が生まれ 己の意味を考え始めた 癇癪を起こしては暴れ 僕の内側を傷付ける 疲れてはいびきをかいて眠り 僕の眠りを妨げる なにかあった? なにかがあった?と 彼女は聞くけど 僕には説明のしようがなくて うん、なんにもないよ と言って 陰で胸を叩く「静かにしろ」 ただこの生命をどうして恨めるか 暗闇の中でただ1人 生まれて生きて 生きようとする 小さな僕の分身は 惨めだが 健気に見えた