そのときぼくは物語の中にいて次のページがめくられるのを待っていた

・ロックとポップとパンクとフォークで日が暮れたからおうちに帰ろう

・遠慮はいらない、やってくれ

・驚いたきみは少女のような顔をしてた

・夜中の誓いは次の朝には忘れてしまう

・散歩するように生きてみたいんだ

・いつかは終わる旅なんだと少し寄り道

・よぞら、じゅうじか、つめたいかぜ よぞら、じゅうじか、つめたいかぜ

・もうずっと季節には色がないまま 枯れた庭にて

・感傷と切り離した冷たい息が欲しいです

・僕はギターという楽器を弾いていてメロディという人を探している

・この気持ちに時間はあまり関係ないと思うんだ 聞こえてるならノックを2回

・最近調子はいかがですか?もう誰にも内緒で遠くへ行ったりしませんよ

・「ぼくのすばらしいいたみへ!ありがとう」

・誰かが夜な夜な秘密裏に数字をいじってる。だけど何の数字だ?さあねと時計が言う

・鏡張りの部屋の中で鏡を持って立ってるようなもんじゃないか

・君が閉じ込めた幽霊が泣いている。幽霊はきっと君に伝えたいことがあるんだよ

・月曜日の雨の中にいて、日曜日の暖かさを思い出してる 真っ赤な薔薇が散っていく

・東京で見える唯一の星が、あなたのふるさとはあっちですよと教えてくれた 
 けど僕!まだ帰りません

・冷蔵庫の中キンキンに冷えた昔の写真 

・誰も見てないぜ!おまえの日記なんてな 準備体操をよくしろよ

・君のことを考えるけどまったく検討つかなくなる ではではここらでさようなら

・刻一刻と形を変える心を持って、たった1つのことを正しいとは言えないわけがある

・ないものねだりは常とう句、あの子の人生はあの子の主観だからね 

・エンドレスミラー、エンドレスミラー、エターナルエターナルフォーエバー

・まぼろしみたいな10代なのだ ユニコーンとかペガサスとか、そんな生き物

・空中に女の子の絵を描く。窓を開け、風を入れればその子はいなくなる

・僕は使い古した持ち物を捨てきれない旅人で
 家族や恋人たちが描く素晴らしい絵を見ている

・ロックンロールのバイクにまたがって 出口を探しにとおくへ行きたかった 

・彼女の前で名もない墓標のように突っ立っていた 彼女は両手を広げたままだ

・時代の流れに舟を浮かべてあなたと旅をしたい どんな舟でもかまわない

・僕たちがつけてきた足跡はいつかある意味を持ち勇敢な戦士のようにここに立つだろう

・「私は実験の過程であり私を実験する科学者でもある」宮沢賢治が言ったような言ってないような

・朝焼けとゴッホの描く朝焼けは全く違う 正気と狂気の間から鮮烈な色を投げてくれ

・4つの季節のメリーゴーランドがくるくるくるくる回る回る

 

そのときぼくは物語の中にいて次のページがめくられるのを待っていた