これはいつかは終わる旅なんだと思った
しかし悲しくはない
それは我々の大事な共通点だから
あの夜語り合ったことや、共に見てきた景色をつなぎ合わせれば
君が何者であろうと大した問題ではないのだよ
今はこうして流れる時間の上で舟を浮かべてる
どんな豪華な舟もオンボロな舟が通り過ぎるのも気にしなくていいね
僕は寄り道いっぱいしていこうと思っている
そうして僕の部屋の窓から見えた景色を
またいつか君に教えたいと、そう思う
僕たちの苦しみはいつか映写機を通して研ぎ澄まされたリアルとなり
情熱(red)や純粋(blue)が白いスクリーンに映されるだろう
その時僕たちがつけてきた足跡は大きな意味を持ち
まるで勇敢な戦士のようにここに立っている気分になる
こんな夜は恥ずかしげもなく起きていて
朝陽が昇ったら手を叩いてはしゃぎまわろう