2017-01-01から1年間の記事一覧
生きていると、たった1つに憧れるんだ海岸で希望の物が流れ着くのを待ちながら遠くの船に夢を投げていたこの途方も無い距離は手近なものだけでは数えきれない瞬く星は何か言ってるのかと思っていたよ僕にはずっとそう思えていたよ帰り道がわかっているから帰…
僕の狂った半分が歌を歌いたがってる 僕の狂った半分が駄々をこねている 僕の普通の半分が落ち着くんだとなだめる 僕の普通の半分が狂った僕の手を取る 僕の狂った半分も 僕の普通の半分も きみを大事に思ってる きみを大事に思ってる 僕の狂った半分も 僕の…
何も言うことがないその必要を感じさせない考えることもなくなったどんどんのっぺらぼうになっていくなにもない
「死んだら無駄」と左脳は考え「死んだら無だ」と右脳は考え「そんなのNOだ」と身体は怒るが心ここに在らず目は遠いところを見ていたし心地いい音楽を耳にしながらももうなにも言うことがないと口を閉ざしたはて、魂のゆくえとやらは?---------------------…
僕は公園の銅像の横に立っていた身体をまとう青い絵具がなかなか乾かないのでベッドに横たわることも出来なかったそこで風のよく通るこの場所へ来たのだ絵具に触れないよう気を付けながら姿勢を正しなんとはなしに空を見上げては瞬きしていたあまりに暇を持…
骨だけになった夏のお墓に涼しげな眼をした秋がやってきた秋は女で、3人の四季の誰のことも好きではなかった特に夏のことは頭が悪い男だと思っていたがいつも無邪気に笑っていた様子を思い出すとたまらなくなり、ここへきていたただ秋には何も言いたいことが…
・ロックとポップとパンクとフォークで日が暮れたからおうちに帰ろう ・遠慮はいらない、やってくれ ・驚いたきみは少女のような顔をしてた ・夜中の誓いは次の朝には忘れてしまう ・散歩するように生きてみたいんだ ・いつかは終わる旅なんだと少し寄り道 …
誰もいない海辺にボロになった船焚き火のあとに塩のかたまりぼくは白い鳥七色の夢星でできた時計遠きふるさと ピストル ばんばんばんピストル ばんばんばんばんばんばんふるさとに帰る夢をみたのですみんな泣いておりましたぼくの戦いは終わりませんふるさと…
頭がいっぱいになる。音も景色も遠くに感じる。静かなほど怖い。もう一人の自分にベッドに抑え込まれてるように。あるわけないのに自分に罪を感じ始める。ただそれも自己愛かと思うとどこまでいってもきりが無い。僕はなんにも動いてないのに疲れている。ご…
読みかけの本をほったらかしたまま。気の抜けたソーダ水を捨てようか迷って。話半分でうなずき、やっぱり遠くの空を見つめてしまう。淡い雲の合間には、たとえば尾崎豊がいる。阿部薫がいる。チャー坊がいる。ただみんなこちらに背を向けている。なにも言葉…
ふと涙をこぼして 困ってしまう きみきみには きみも知らないきみがいる涙には必ずわけがあって知らないきみはきみに気づいてほしいことがあるはずだ助けたいって思ってるだからきみはきみをあまりいじめないでね
3羽の天使の影が おままごとをしながら あと1羽の天使を探しているクリスタルの角笛を吹きながら 天国に帰れないままだ僕はその天使分の涙を流す羽の破けた悪魔は 子供たちにいじめられているただ悪魔だからというだけで いじめられていた悪魔は反撃しなかっ…
突きつけられたいくつもの銃口は僕を縛る頭上からは絶えず無数の氷が降ってくるよ考えることをやめてしまった痛みと冷たさの似ていること時間がないのに閉じ込められた羽虫みたいに本能で飛び回るがぶつかってしまうのに命ある限り飛べと絶えず命令する誰か…
見慣れたビルの街並みが いつしか海に変わっていた 波は涙をさらっていった それでも水底に咲いた花は上を見上げ これが最後の歌になるわと 途切れることなく声をあげた ここはひどく透明な世界 見落としたものは沈んでゆく それに引っかかった僕らは沈めな…
静かな夜を自分だけのものにして月とねむる比べてみると小さな手のひらその中に星を集め月とねむる月は何も言わないからね安心してねむってねなにかしてあげられることはないかときみに電話してもねむっているなら出なくていいどんなに話しても言いたいこと…
稲穂の色ではない古びた金貨のような黄金色の月がいくつもいくつも空高く24時間周りをうろうろしてる月は僕に勘違いさせるのだろう狂気と正気のインスピレーションを得ただ絵を描くんだって言いながら小銭しか持ってないポケットの中にあるくしゃくしゃの覚…
「みんなはさ」 「みんなみたいに」 みんなって誰だ きみの話を聞いているんだぜ きみの話し声に耳を傾けてるんだ 気にしなくていいよ きみはきみに夢中になりなよ 好きなことを喋り続けなよ 自己紹介で嫌いなものなんて あんまり聞きたくないもの みんなは…
いくら知っても知りたりないのは僕のわがままな想いだろうかただただ僕はきみに愛されたい僕はきみに愛されたい好きなぶんだけ話しておいて返事はいらないなんてわがままじゃないかそれでも僕はきみを愛してる僕はきみを愛してる愛は単純に咲いた花のように…
純度の高いものが好きだそれは僕にあるのかないのかわからないもので欲しがっているもので避けて通ろうとしているもの100%振り切ったらそれがどちらにせよバランスが悪くて倒れてしまう片足だけで歩けないのと似ているもし片足だけで歩く事が出来たのなら感…
彼女がひろげた入口を前にして僕はいつも出口を探したがる冷たい道の上でひねくれてかじかんでいた街灯に集まる真っ白な蛾たちを見つめまき散らされた鱗粉で汚いところを隠したりした遠くの山に火が見えて目指すところのような気もするしただの誘惑にも思え…
暑さはたった1つの音しか出さないみたいだその音は不愉快にジリジリと近寄ってくる表通りにパレードが来て子供たちが叫びながら手を振っているなにかください 良いものを太鼓をどんどんと叩いてなにかくださいな閉め忘れた蛇口がすすり泣いている薄暗い影に…
ほんの小さなズルさを噛みしだきながらぼくはどんどんズルくなってゆくような気がしたうずくまり、自分の手のひらしか見れなくなって自分の行く先を自分で決めれなくなっていたそうして迷い込んだ森の中にはやさしい世界がありそこにはやさしい人たちが住ん…
真夜中、僕は家を抜け出してパジャマ姿で黒い川を眺めるそうしてひとりぼっちの中になにか真実を見い出そうとする 川底には目を閉じた裸の女が沈んでいる七色の薔薇の花を口にくわえている流れることも出来ない重さが彼女の悲しさなのかな 真夜中、今は二時…
叫びだしそうな想いの生まれたところと行き着く場所は?校庭の隅で毎日生まれたり死んだりする生き物は入学してから卒業するまで一歩も動くことはなかった僕は花火大会を家から見ているだから未だ青い春冷たい雨が降っている壊れてしまいそうな想いのきっか…
彼:空っぽになった酒瓶を片手に持ちゆっくりベランダに出る。彼:「友達の家になにか大事な物を忘れたような気がするよ。それは、いつも持ってなくちゃならないようなものだ。敬虔なクリスチャンにとっての十字架のようなものだ。だが、俺はもう戻れないんだ…
目を開けずとも 見える出来事耳を塞いで 聴こえる言葉何も言わずに 伝わる心優しく包む 2枚のつばさ oh laila, laila laila,月と太陽の間にいるoh laila, laila laila,研ぎ澄まされたものをくれるひと 少女のように 笑うあなたと老婆のように ほほえむあなた…
夜空に浮かんだ十字架冷たい風が吹いていた帰り道はいつも短い あの日手を振って別れたきみのことを考えるいつまで経っても家に着かない 遠くから口笛の音 思い出せない歌 鏡に映った姿が笑いながら問いかける静けさの中に叫びは消える あの日手を取って歩い…
いまぼくの中にあるきみへの気持ち忘れないでいたいだけ きらきらきら 暗闇の中にいるきみは知ってるこぼれ落ちた涙が きらきらきら 月を見て夢見てもほんのちょっとの小銭だけ街灯の明かりが きらきらきら 日が昇った時間でも夢を見て眠ってるカーテンの隙…
もしもし神様、調子はどうですこちらは時には雨が降りますあなたに向かって捧げた祈りはちゃんと届いているのでしょうか ハロー、ハロー、聞こえますかハロー、ハロー、聞こえますか ところでほんとにあの世とやらは地獄や天国はあるのですかなにか一言答え…
シェルターから愛を込めて手紙を書いているとこやっぱり悩んでることがたくさんありますか助けてなんてNO 悪いけれどもNOこちらも未だに嵐の日々です シェルターには食べ物や空気が充分あるけどやっぱりあなたがいないのは寂しいものですね頑張れなんてNO 頑…