2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ふと一人になったとき君がところかまわず現れるので 僕はその時話している人のことや話の内容を忘れてしまう やり場なく手を突っ込んだポケットから出てきた錆びたナイフ いつか僕はこれを誰かに渡そうとしていたようだ 鏡の奥で僕じゃない誰かが笑っている…

僕にも羽が、生えてきた

こんなに近くにいたのにあなたのことを何も知らなかった僕はなんだか馬鹿らしくなって、そして清々しくもある長い時をかけて繋ぎ合わせていたパズルを目の前で崩された気分だけど僕は自分がしてたことをロクに考えもしてなかったはずだってようやく気づき始…