2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「死んだら無駄」と左脳は考え「死んだら無だ」と右脳は考え「そんなのNOだ」と身体は怒るが心ここに在らず目は遠いところを見ていたし心地いい音楽を耳にしながらももうなにも言うことがないと口を閉ざしたはて、魂のゆくえとやらは?---------------------…

hey hey,vincent

僕は公園の銅像の横に立っていた身体をまとう青い絵具がなかなか乾かないのでベッドに横たわることも出来なかったそこで風のよく通るこの場所へ来たのだ絵具に触れないよう気を付けながら姿勢を正しなんとはなしに空を見上げては瞬きしていたあまりに暇を持…

骨だけになった夏のお墓に涼しげな眼をした秋がやってきた秋は女で、3人の四季の誰のことも好きではなかった特に夏のことは頭が悪い男だと思っていたがいつも無邪気に笑っていた様子を思い出すとたまらなくなり、ここへきていたただ秋には何も言いたいことが…

そのときぼくは物語の中にいて次のページがめくられるのを待っていた

・ロックとポップとパンクとフォークで日が暮れたからおうちに帰ろう ・遠慮はいらない、やってくれ ・驚いたきみは少女のような顔をしてた ・夜中の誓いは次の朝には忘れてしまう ・散歩するように生きてみたいんだ ・いつかは終わる旅なんだと少し寄り道 …

ばん

誰もいない海辺にボロになった船焚き火のあとに塩のかたまりぼくは白い鳥七色の夢星でできた時計遠きふるさと ピストル ばんばんばんピストル ばんばんばんばんばんばんふるさとに帰る夢をみたのですみんな泣いておりましたぼくの戦いは終わりませんふるさと…