忘れてしまうから書いているのではなくて覚えていたいから書いている


くるり-Remember me / Quruli-Remember me


日記。僕というやつは僕にとって一番厄介な存在だと思う。それが大半占めている。雨の中で唄うことより、曇り空の下で唄うことの方が難しいかもしれない。鍵はあるけど扉がない。でもどっかにはあるはずさ。あの人たちもどっかで暮らしているはずだ。今日はたくさんギターを弾いた。いろんな曲を弾いているのにずっと一つの音を弾いているような気がした。灯りを一つにして目を閉じる。祈りは僕を自由にしてくれる。思い出した記憶の中に誰かがいるとほっとする。足取りは軽く、魂は重く。昨日にいる限り、明日はいつも明るいものだ。

年を取るってどんなだろう。結ばれた恋の味わいとは。さあね。そういうのは自分で感じていくものだよ。いろんなスピードがあってな。おまえはおまえで行けばいい。行きて愛せとおまえに命ずる。目の前にあるものを出来るだけ見つめ続けてみるのさ。愛よりもっと良い夢見るには、自分の生き方に夢中になることだ。