僕らは離れ離れ

最初から?途中からか、ともかく僕らは離れ離れ。きみは湖のほとりにいて、僕は沼から顔を半分出して、コポコポ息を吐いている、なんてことを思い浮かべているときは、暖かい布団の中にいるときか、クーラーのよく効いた部屋の中にいるときだ。その後いつかの理不尽な体育教師が頭の中で怒鳴り散らすんだ。一体誰に何がわかっているというのだろう。おい、一体誰に何がわかってるというのか!この野郎!このこの。流れ星を見つけた瞬間に一時停止のボタンを押したいと思う?毎晩雲一つ無い夜空に満月が照っていたら、俺たち段々裸になって、忘れてくだけだよね。悲しくなったら遠吠えしてさ。ならば手紙を書こう。手紙を書こう!Dearかな、拝啓かな、親愛なる...どこまで行ってもアイラヴユー。虚しい空にもアイラヴユー。ポーズをつけてアイラヴユー。信じ合えることがどこまでも枝を伸ばしてゆくよ。角と翼、どっちが欲しい?僕はいらない、歩いて帰る。スピーカーの中に友達が待ってるからね。LとR、2人いる。ねえ。離れ離れになったねえ。きみは素晴らしい光だよ。だからといって僕が対極の立場だとは限らない。物語というのは実際中途半端なもんでさ。俺たちは奇跡が見たいんだ。それだけさ。だから集まったんだよな。よお!このロングディスタンスを味わおうぜ。なあ、このロングディスタンスをさ。楽しむんだ。通っていくしかないみたいだぜ。せっかくだから一緒に行こうや。